学校での和楽器教育

水道管として安価で販売されている塩化ビニールパイプを利用した、横笛づくりに挑戦。
学校教育
Yoko-bue Making 1
 

小中学校での和楽器教育に向けて、「安価」で「堅牢」な楽器を求める声が高まっています。年間を通じての音楽の授業のうち、和楽器に充てられる時間は、どうしても限られていますので、習得もある程度容易なものが求められます。そんな中で注目を集めているのが既成パイプから制作する横笛です。

横笛や尺八の材料を自然の産物である竹以外に求めるのは、決して新しい試みではなく、プラスチック製の横笛は、それなりの意匠をほどこし、製品としてすでに認知され流通しています。
しかし現状は、更なるコストダウンを求め、音さえ正しく出れば,とりあえず見た目は問わない、ということで行き着いたのが今回の「水道管(塩化ビニールパイプ)横笛」です。

幸いにして「教育音楽 中学・高校版」2001年1号に、宮城教育大学附属中学校教諭 橋本牧先生のレポートも図面入りで解りやすく掲載されていましたので、これらを参考にしつつ、さっそく作業に入りましょう。

 
 

Yoko-bue Making 2
 
  • 内径13mmの塩ビ管(水道用)
  • 直径13mmのコルク
  • 電動ドリルまたはボール盤
  • 2,6,8,9,10,11.5mmのドリルの刃
  • カッターナイフか切り出しナイフ、丸やすり
  • キリまたは目打ち
  • サンドペーパー(#240)
  • ペイントうすめ液など

塩ビ管はホームセンターなどで4mくらいの長さのものが、安価で売られています。メーカーによってなのか濃いグレー、薄いグレー、茶などがあり、もっとも安価であった薄いグレーのものは、穴あけ加工の際に割れやすい印象がありました。コルクは化学の教材に適当なものがあるようです。穴あけ器具としてボール盤があれば理想的なのですが、電動ドリルでも充分です。ただし数をこなすには、塩ビ管を固定する台を用意するのが良いでしょう。

 

 
 

 

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